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台北からバスで直通、原住民の住む烏来へ

2016-06-09 15:36:00

せっかく台湾へ行ったので、経験したことを紹介しようと思います。

今回は私が訪れる場所として一番楽しみにしていた烏来(Wulai)を紹介。

烏来は台北からバスで1本で行ける、原住民タイヤル族の方が多く住む事&温泉で有名な地区。

 

台湾には原住民が住んでいるという事は、有名ではありますが、
実際にどのような存在なのか日本ではあまり知られていないかと思います。
台湾は台湾政府に認定されておる原住民族は16民族、
認定されていない民族を含めると29民族います。

その中でもタイヤル族は人口で言えば2番目に多い原住民で、
首刈り族として、また技術の高い美しい織物を織る民族として知られています。

タイヤル族の女性は苧麻を育て布を織ることを習得し、
更には顔に入れ墨を入れないと一人前の女性として
認められなかった(結婚できなかった)そうです。
入れ墨は賢く美しい女性の象徴だったとも聞いております。
ちなみに日本で活躍していたビビアン・スーさんも
タイヤル族の血を引いているんだとか。

写真引用元:wikipedia

 さてさて、烏来(Wulai)ですが、台北駅からバスで1時間くらい、結構な山奥にあります。
烏来の意味はタイヤル語で温泉(Ulay)のだそう。その発音に漢字を当てはめたのかな(。・д・。)?


観光地でもある烏来街は温泉の流れる大きな川の横に位置していて、地元の人は坂をずっと
あがっていった居住区に住んでいます。

 居住区へとつながる坂を登って撮影した烏来街の街並み。
川に沿って広がる、静かな温泉街です。
写真中央の川は温泉が湧き出し、観光客が湯浴みをしていました。

 

 

烏来街は観光色が強いですが、観光客でも入れる
図書館やタイヤル民族博物館など隣接していて便利です。
通りはタイヤル族伝統の小米酒や、イノシシのソーセージ、
フルーツにタイヤル民芸品店、豚の丸焼きなど活気ムンムン。
この日はひどく蒸し暑くて、歩きの移動がしんどかった〜(-.-;)

 

どうして烏来に来たかというと、原住民族の織物体験の為!*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。
原住民族の織物技術が見たかったんです!

 

ネットで探しても友人に聞いても織物を体験させてくれる工房が見つからず、
タイヤル民族博物館ならできるかもしれないと思い、直接行ってきました。

あ、タイヤル民族博物館正面の写真撮るの忘れた・・・・
そして館内は撮影禁止(´・ω・`)
博物館自体の写真はありません、すみませんorz

 

とりあえず博物館に興味のある方は下記★をクリック。
タイヤル民族博物館日本語詳細情報:
タイヤル民族博物館中国語詳細情報:

 

博物館内1Fの売店前で、簡単なタイヤル族の機織り体験ができました。
要予約で一人NT$250、時間は1時間半はかかるかな。

 

織れるのはコースター。
糸の色は選べるそうですが、私は技術と模様に興味があったので
「なんでもいいよ」と伝えると、先生が選んでくれました。
赤と白は伝統の色なんだそうです。

 

先生が簡単な英語&中国語で明るく教えてくれます。 
綜絖は竹製で自分で上下に糸の場所を変えて織ります。
糸は毛糸。
元々は自ら栽培した苧麻の糸を使っていましたが、日本統治時代から
色が多くて温かい毛糸や綿糸に変わっていったそうです。

 

もう先生の言葉を理解するのに必死で
手が追いつきませんw
先生の着ていた衣装も美しく、失礼じゃなかったら
触ってじ〜っと見てみたかった(*´∀`*)
とっても明るくて、ちょっぴり厳しくて素敵な笑顔の先生でした。

 

完成まであとちょっと。
横糸の切り替え方と、糸の処理の仕方も教えてもらいました。

 

最後は縦糸を切って縛り、タッセル状に。
時間がなかったから、先生がやってくれました。
順番待ちしている人もいたので、先生大忙しです。

 

できあがり!(人´ω`*)♡
1本ラインと点々模様の作り方がよく分かる文様。
毛糸でモコモコしております。

ノルさんも長々と写真撮ったり、待っててくれたりありがとうね★
後日再度売店により、原住民の織布の本と手織りの額当てを購入。
ホクホクで烏来を出発することができました。

 

もちろん博物館や温泉以外にも烏来にはいろいろありますよ୧꒰*´꒳`*꒱૭✧

ここからは只の写真紹介です。よろしければおつきあいください。

<烏来の風景>

大きな烏来瀑布。
烏来街から歩いて15〜20分くらい。
とにかく暑かった。
ロープウェーで上からも眺められます。
やっぱり温泉が湧く土地柄か、山道歩くと
小さな滝や、岩清水が多かったですね。
青いアゲハチョウみたいなのも、部落内に
たくさんヒラヒラと舞っていました。

 

坂を頑張ってあがると、地元のタイヤル族が多く住む居住区に。
壁や公共施設はタイヤル族の文様が施されていました。
写真は幼稚園。

 

夜に烏来街でみかけたインコ様。
純粋な瞳にズッキュンです(о♡∀♡о)
クラブミュージックに合わせてノリノリでした。
この子足輪無いし、フライングスーツも着てないけど
飛んでいかなかったよ、不思議。
ご主人はイノシシのソーセージを焼いていました。

 

 <烏来で食べたもの>

台湾といえばライチ!
夜は温泉に入りながら、台湾フルーツをむしゃり。
とっても贅沢な瞬間。
後ろのボトルはタイヤル族のお酒、小米酒。
果汁使ってないのに、フルーティで甘酸っぱいお酢みたい。

 

左が龍鬚菜のにんにく炒め。
龍鬚菜は瓜科のツルらしい。シャキッとして美味しかった。

右はバナナ蒸しご飯。タイヤル料理。
モチ粟と白米とバナナを混ぜて蒸しあげたもの。
食べるとバナナのほんのりとした甘さが口にひろがる。

 

三杯山羌。
何が三杯かはわからないけど、八角の香りがして美味しい。
山羌は山に住む中型犬くらいの鹿で、タイヤルの人々は昔から
食べてました。

 

これが山羌。
和名キョン。
日本では特定外来生物に指定されております。
人間の罪ですな・・・・

写真引用元:wikipedia

他にも月桃の葉っぱで蒸したチマキや、竹で蒸したご飯、
ムササビの煮物や檳榔の咲いていない花部分の炒め物とか、
特徴的な料理がたくさんありました。

今考えると他の土地に比べて食材が台北や台南と違う気がしました。

また温泉入りにいきたいな(≧▽≦)

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♪今日のBGMはこの曲♪・・・泰雅 by呂薔

タイヤル族出身の女の子。ソウルフルなタイヤル語の歌です。・・・by洸

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