コンビニという存在がなかった小さい頃、駄菓子を買いに小銭を握って友達と通ったストア。
コンクリート打ちっ放しの壁や床に、裸の蛍光灯に照らされた商品棚いっぱいに並べられた食品と生活用品。
レジ前には、おばちゃんかおじちゃんが座ってTVみたり。

懐かしい思い出のある方は沢山いらっしゃると思います。

本土ではあまり見られなくなったストアですが、ここ沖縄では地元住民に支えられ、逞しく営業しているストアがいくつもあります。

沖縄のストアは、地域の人にとって交流の場。
地元のおばぁやお母さんは、買い物がてらおしゃべりしにストアに来て、お店の人と椅子に座って楽しく時間をすごします。


そんなストアがめでたくノルが畑を借りている名護市仲尾区に新しく開業しました！

じゃ〜ん！ 間違ってミラーシールを貼ってしまったドアが目印！

 ＊公民館は避難機能をプラスした際に、仲尾集落センターに改名しました。

ここの開業主は、地元で生まれた宮里さん。普段は区長さんと一緒に、公民館管理のほか、
草刈りや御願所（土着信仰の祠）のお掃除など、地元住民のために仕事をしています。

左が宮里さん。 沖縄や仲尾区の歴史、地元民情報を教えてくれます。

宮里さんは、地域の子供達が駄菓子を買ってお友達と楽しんだり、おばぁ達のおしゃべりの場になればなぁと公民館に掛け合い、空いているスペースをストアにしたそうです。

私たちも畑を借りるときには、宮里さんに色々ルールや畑周辺のについて沢山教えていただきました。
農業にも飲食業にも詳しいのに、植物や生物にも詳しく、親戚のお兄さんのような優しくて頼もしい方。 

ストアは７月上旬に開業したばかりで、まだまだ品数は少ないけれど、おじぃおばぁのリクエストを聞いて品数を増やしています。
もちろんパイプ椅子を常時２つ準備してあるから、いつでもおしゃべりOK!

集落内にコンビニやパーラーのない地域で、夜８時まで営業は貴重です。

仲尾商店の営業時間：朝８：３０から夜８時まで 住所： 〒905-1153 沖縄県名護市字仲尾143 アクセスはこちら：★

仲尾区は古き良き沖縄の風景が今でも残っている地域。
琉球王国時代には国際的な港があり、東シナ海を渡ってやってきた舶来品や人々が往来していたそう。
今ではおじぃとおばぁが静かに、ゆったり暮らしています。
古い集落、コンクリートで舗装されていない農道、トンネルから覗く優美な羽地内海、今がシーズンのマンゴー園、サトウキビ畑。それから、とっても大きな井戸、海にへりだした古い琉球松・・・・

名護を通る際には、ぶらっと寄ってくださいね。
きっと素敵な出会いがまってますよ〜(◍•ᴗ•◍)♡ ✧*。

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♪今日のBGMはこの曲♪・・・Kita Perangi Korupsi by MRJNL

希望をのせて。・・・by洸

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