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うらそえ織さんの糸引き見学会

2016-02-23 18:12:57

ハンガリーの刺繍を刺すようになってから、生地や繊維に興味がある私。

今では一人で綿から糸を引いているのですが、プロの技が見たいと思い、
先週はノルさんと友人を誘い、浦添市にある「サンシルク」さんの糸引き見学会に伺いました。

サンシルクさんでは、蚕を育てて繭玉をつくり、そこから織物、製品までに仕上げています。

とても立派な建物で玄関は2F。
なんだか緊張してしまいます。(; ・`д・´)

玄関をあけると・・・・もう目の前で笑顔の素敵なおねえさんがちょうど糸を引いておりました。
 
ちょっとびっくりして、きちんと挨拶できなかった・・・orz
そんな私たちに糸引きしていたお姉さんが優しく説明してくれました。

 

お湯につけながら糸を引くそうです。

 

1回に繭玉30個から糸を引いているそうです。
更に30本の糸を4セット撚り合わせて一本の糸にします。
たった一本の糸を作るのに120本の糸が必要、
つまり120頭の蚕が必要なんですね。

 

もちろん虫の繭なので糸が引けたら残るのはサナギ様本体。
命と引き換えに繊維をいただいているのを実感しました。
群馬では残ったサナギは鯉の餌にするそうですが、
ここでは廃棄処分するそうです。
他に使い道を考えないと、彼らに申し訳ない気がしました。

 

スルスルと引かれている糸は綺麗に巻かれていきます。
この段階ではヨリをかけません。
次の段階で他の引いた糸と共にヨリを掛けることにより、
艶のある糸になるそうですよ。

 

ゆっくり丁寧に引かれた糸はとっても美しいです(*´∀`*)ノ

 

 

マロニーちゃんか春雨のような透明感と
思うのは私だけですね・・・。

 

 

反物1つ作りるには2700頭もの蚕さんが必要だそうです。
これをみて、改めて着物は宝物だなとしみじみ思います。

 

 

パネル3枚くらいの他に、蚕の飼い方のDVDを拝見させていただきました。

蚕さんの一生は卵から孵化して約1ヶ月ちょっとで、交尾したらすぐ死んでしまうそうです。
また、ずっと人間に飼われていたことにより、羽は退化し飛ぶこともできません。
野生種はもう存在しないそうで、人間がいないと絶滅してしまうんだとか。

犬や猫よりも人間が必要で、人間ががいないと生きることができない生命なんですね。

なんか切ない生物だなぁ。(´・ω・`)


最初は「うわっ、虫!」って思ってる時もあったけど。
大切にせなあかんね。

工房ではこの日に限らず、織物体験や工房見学も予約制でできるそうです。
興味のある方は遊びに行ってみて。
港の中にあるので、ちょっと社会見学もできますよ。

名前:浦添市養蚕絹織物施設サンシルク
場所:浦添市伊武瀬1-7-2
お問い合わせ先:うらそえ織共同組合等設立準備会
Tel/Fax:098-988-4459

special thanks:ノルさん,運転手兼カメラマンいつもありがと〜^^

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♪今日のBGMはこの曲♪・・・Chandelier by Sia

友達が教えてくれました。・・・by洸

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